男と女のファッションの違いについて

男と女のファッションの違いについて

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アパレル業界は、常に大きな視野を持って、時代の流れを見ていくことが必要です。時流に合わせて考えること、数字に基づいて正しい経営をすること、この2点のどちらかに偏ることなく商品開発を行っていくことが成長のカギと言えるでしょう。

 

 

現代は、「女性の時代」と言われています。そんな中でアパレル業界は、昔から女性が総合職に就いたり、営業の場で活躍したりしていました。アパレル業界は、男女の区別なく活躍できる業界と考えられていました。

 

現在も、メーカー、小売含めて、非常に女性が働く人口は多い業界です。このようなことから見ても、開かれた業界と言えますが、女性が必要とされるポジションに必ず女性がいるかと言えばそうでもないのです。

 

ある百貨店の話です。婦人服部門の部長が男性、バイヤーも男性、マネージャーも男性なので、会議をすると男性だけが集まると状況です。男性だけで、「来年の婦人服のトレンド」などについて話し合うのです。男性の特徴が比較的左脳的ということもあって、論理的に話をすることができ、男性から見た女性、婦人服という視点で話を進めることができるのはメリットです。

 

男と女のファッションの違いについて

 

ところがデメリットとして、「男性が婦人服を着ることはできない。」という点が挙げられます。婦人服にとって一番大事な「着るとこんな感じ」という女性の感覚がつかめず、いいのか悪いのかの判断ができないのです。女性が1人もいない会議を実施しても、本当に女性が喜ぶ商品を作れるのかどうかは疑問です。

 

そもそも男性的、女性的という区分けをすること自体が時代遅れとでも言うのでしょうが、やはり男性と女性の感覚が異なるのも事実です。これからのアパレル業界で発展していくためには、男の目・女の目の両方の視点を持ち合わせて、進めていくことが成功のポイントとなるでしょう。



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