スーパーブランドが日本に出店する理由とは?

スーパーブランドが日本に出店する理由とは?

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ラグジュアリーブランドの中国進出が進み、次々と直営の路面専門店がオープンさせる状況が続いています。しかし、日本には、世界の旗艦店とも言えるような主要な立ち位置を示す店舗を出店させています。なぜ、スーパーブランドは、日本に出店させているのでしょうか。

 

 

スーパーブランドはこれまで長い間、日本の有名百貨店に出店をして売り上げを稼いできました。百貨店における売場効率は海外で営業している店舗の5〜6倍ほどもあり、非常に有益な立地場所として考えられていたのです。

 

しかし、昨今では百貨店の低迷により、以前のような集客力は見込めなくなってきたのです。また、デフレの影響で日本の地価が安くなってきて、超一等立地を確保するのも難しくなってきた理由も挙げられます。そこで各企業は、東京の銀座、表参道、丸の内の3つのエリアに旗艦店を置き始めたのです。

 

スーパーブランドが日本に出店する理由とは?

 

これらの場所に出店し始めた理由として、あるブランドのトップの話では、銀座や表参道は、世界中のどの都市と比較しても間違いなく一番の商業立地であるとのことです。そこに集まってくる人口、ファッションに対する意識の高さ、ブランドに対する思いなどどれをとっても一番と考えており、銀座と表参道にはぜひ直営店を出店したいとのことなのです。

 

この主要3地区へのブランド出店は、日本の大手開発業者が密接にからんでいます。

 

  • 銀座→三井不動産
  • 丸の内→三菱地所
  • 表参道、原宿→森ビル

 

など複数業者が中心となって、街づくりそのものを進めています。今後も丸の内・八重洲周辺の再開発が本格化しますし、銀座は松坂屋周辺の再開発が本格的に始まるといった具合です。

 

 

したがって、ますますこの地域への出店はアンテナショップとしての役割を果たすはずです。スーパーブランドの出店は町の成熟を促す役割を担うと考えられて、街の開発が進められているので



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