ファッション市場の今後や将来性について

ファッション市場の今後や将来性について

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日本のファッションビジネスは、今や世界からも注目されています。これまでファッション後進国と言われていた日本がなぜ、ここにきて、巨大な市場へと変化しているのか見ていきましょう。

 

 

ファッションの業界は、実に様々な種類・分野の業界で構成されています。アパレル業界は、ファッション業界になくてはならない中核を担う業界ですが、このアパレル業界の重要性だけでなく、ファッション業界の外へも目を向けなければお客様の支持を得られない時代が来ています。

 

ファッションとは、広い意味では「世の中の流行」を意味しますが、衣服だけでなく文化や生活全般のことも指します。衣・食・住・サービスは、密接に関わっていることを忘れてはいけません。従来は、「衣」からトレンド(局地的な流行、一時的な流行りが世の中を動かすほどの流れになること)を作ってきました。

 

ファッション市場の今後や将来性について

 

しかし、今では、「食」や「住」から出たファズ(一時的流行)が融合し、トレンドを作り出すという事例も出ています。作り出されたトレンドが、逆にアパレルにも影響を与えるようなことも多くあります。これが、日本に本格的に「生活様式」というものをトレンドとして考えさせる大きなきっかけとなったのです。

 

このようなことからも、アパレル業界で成長し続ける企業であるためには、アパレル業界の慣習や常識の中で動くだけではお客様の支持は得られません。視野が狭くなり、気づいたときにはお客様は離れているという事態が生まれても仕方がないでしょう。

 

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お客様との溝を作らないためには、「お客様とのズレ、ギャップ」を防止し、企業業績の低迷を生まないようにしなくてはなりません。日本の消費者は、世界一厳しいと言われていますが、それは、以下の高いレベルの価値観を持ち合わせているからです。

 

  • 品質に対する基準
  • 価格に対する意識
  • トレンドを誰よりも意識する

 

そして、その価値観は個々により非常に複雑で、日々変化するものです。だからこそ、日本におけるアパレル業界はお客様の思考の変化に敏感になり、その変化についていくことで、顧客の心をつかむ必要があるのです。



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