ファッショングッズや雑貨の売り上げが増えている

ファッショングッズや雑貨の売り上げが増えている

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現代のファッション業界では、衣服だけでなく「ファッショングッズ」も欠かせないアイテムです。メーカーも小売店も雑貨を置かなくては、総合的な売上を見込むことのできない時代なのです。

 

ファッショングッズや雑貨の売り上げが増えている

 

ファッショングッズとは、具体的にどのようなものでしょうか。靴、バッグ、帽子、メガネ、サングラス、マフラー、スカーフなど、使い方も異なる様々な種類のものが存在します。全体的なファッションとして、完成させるための必須アイテムグループとして、これらは大きくひとくくりに集約され分類されているのです。

 

この雑貨の業界は、中小メーカーが多いのが実態です。そして、企業の合併や買収なども進んでおり、業界全体として捉えると下降線をたどっています。一時、海外ブランドを国内で使用するためのライセンスをいかに獲得できるかがメーカーも伸びる要素につながっていました。

 

しかし、これからは独自ブランドの開発が求められる時代で、またそのような商品開発を始めている企業は業績も伸びているというのが現状です。女性が持つバッグで人気なのは、海外のスーパーブランド製のものが多いです。しかし、ルイ・ヴィトン、エルメス、コーチなどの超スーパーブランド以外は売上に伸び悩んでいるのが現状です。「ブランド」という要素だけでは、消費者は選ばない時代が来たのです。

 

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一方、国産メーカーの活躍が目立つグッズに、メガネ、帽子、バッグなどがあります。

 

  • かばん・・・吉田カバン(吉田)
  • 帽子・・・マニエラ(ジェネラルデザイン)
  • メガネ・・・999・9(フォーナインズ)、JIN’S(ジェイアイエヌ)
  • 日傘・・・ドロップス(小川)

 

これらの特徴として、職人の高い技術力、デザイン性の高いメーカーという点が挙げられます。特に傘製造メーカーの小川のように、ファッションビルやアパレルブランドから引っ張りだこの企業もあるのです。職人の技術力を上手に活用して、そこにファッション性を加えることができたら、国産のファッショングッズ業界は成長の道が広がるでしょう。



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