景気とファッションの関係性とは?

景気とファッションの関係性とは?

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ファッション業界は、過去から未来へと長い期間で考えると1つのサイクルの中で動いていることがわかります。6年で1つのファッションの流行や傾向が入れ替わると言われているファッション業界ですが、そこには景気も大きく関連していることが伺えます。

 

 

景気の良し悪しについては、60年に一度の大恐慌(大不況)が異常な事態であったものの、その間に約9〜10年周期で小さな好景気と不景気の循環が認められます。日本においては、2000年〜2001年はITバブルがありました。ここ数年は、景気回復の様子が見られていたものの、2008年のリーマンショック、2011年の東日本大震災によって、先が見えない非常事態とも呼べる時代となってきました。

 

景気とファッションの関係性とは?

 

しかし、これを景気のサイクルの視点で考えると、好景気と不景気はおおむね9〜10年の周期で巡ってくることとは若干ズレは生じるものの、周期性を前提とした景気の考えを持っておくと、不思議とファッションの流れにも時流があるということが見えてくるのです。

 

そして、景気サイクルに「ファッショントレンド」を重ねて見てみましょう。それは、6年を1つのサイクルにして、エレガンスとカジュアルが入れ替わり循環しているという考えです。年度ごとに入れ替わりの調整期が存在しますので、年をまたいだ瞬間にファッションの嗜好が入れ替わるというデジタルなものではありませんが、人間の嗜好が1つの循環の中でサイクルしているということが分かるのです。

 

 

例えば、2012年はロンドンオリンピックがあるため、カジュアルでスポーティがトレンドがきます。この年からは、カジュアルトレンド最後の3年間となります。アパレル企業としては、3年後の2015年以降に来るであろうエレガンストレンドへの準備を始める必要が出てきます。

 

ファッション業界では、このように大きく変わるトレンドの波に乗り遅れないように前もって予想し、準備を進めることが求められるのです。ファッションは景気に左右されることもあるし、逆にファッションから景気を良くすることもできるという位置にあるのです。



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